医療法人社団 靭生会

小岩駅北口クリニック

【透析・MRI・シャント】03-5612-5161
【泌尿器科】03-6801-7701
シャントPTA

ご案内

透析部門と連携し、シャントトラブルに総合的かつ柔軟に対応します。

受付

  • 完全予約制です。
  • エコーガイドPTAを行っています。
  • 手術が必要な場合は、他施設への紹介となります。
シャントPTA

診療時間

診療
時間
午前 × × ×
午後 ×
※1・3週のみ※1
×

休診日:月曜日・第2,4,5の土曜日・日曜日・祝日

※第1・3土曜日PMは非常勤医担当となります。

※1:第1・3週は非常勤医担当となります。

予約

予約は下記番号よりお願いいたします。

予約番号

担当医

久都内 慶子Keiko Kutsunai

  • 医学博士
  • 日本透析医学会認定 VA血管内治療認定医
  • 日本透析医学会認定 透析専門医
  • 日本外科学会認定 外科専門医
  • 日本移植学会認定 移植認定医
  • 日本臨床腎移植学会認定 腎移植認定医
  • 身体障害者福祉法指定医(腎臓機能障害)

井上 博之Hiroyuki Inoue

メディカルプラザ篠崎駅西口 院長

  • 日本内科学会認定医、総合内科専門医
  • 日本腎臓学会腎臓専門医、指導医
  • 日本透析医学会透析専門医、指導医 VA血管内治療認定医
  • 日本高血圧学会高血圧専門医、指導医
  • 日本内分泌学会内分泌代謝科専門医

超音波検査とPTA(経皮的血管拡張術)について

血液透析をされている患者さんにとって、透析のためのバスキュラーアクセス(シャント、人工血管、表在化、透析用カテーテルなど)は無くてはならない大事な存在です。
血管は穿刺(針を刺すこと)する度に自分の力でその部分を修復しますが、日常的な透析で何回も穿刺していくことで、血管に細い部分や刺しにくい部分が出てくることがあり、さまざまなきっかけで閉塞する(血の流れが止まり、詰まってしまう)場合があります。
例えば、シャントが閉塞した場合、入院して手術で治療することも少なくありません。 透析をできるだけ快適に行っていくためには、バスキュラーアクセスをできるだけよい状態にたもつことが重要です。
そのためには普段から定期的に血管の状態のチェックをして、必要に応じ治療を行っていくことが重要です。

シャントや人工血管の治療としては手術が主役ですが、カテーテルを使ったPTA(経皮的血管拡張術)という治療も選択肢になります。 血管の中に細い血管用カテーテルを進めていき、狭い部分でバルーンを膨らませて圧力をかけ、拡張する方法です。 ①透視装置を使用して血管造影を行いながらPTAを行う方法、②超音波装置で血管の状態をみながらPTAを行う方法があります。

当院では定期的にシャントや人工血管などのバスキュラーアクセスの検査を行っていますが、2020年9月からはエコーを使用したPTA(経皮的血管拡張術)を日帰りで行うことが可能になりました。エコーを使用したPTAの長所としては、①ヨード造影剤を使用しない、②リアルタイムで血管の状態を見ながら処置を進めることができる、③透視装置による被ばくなく処置を行うことができること等が挙げられます。 短所としては①血管造影を用いた血管の全体像を得ることができないこと、中枢病変がわからない場合もあること、②体幹に近づいた部分、深い部分の血管の拡張が困難であること等が挙げられます。

患者さんの体調や透析を総合的に考えながら、治療計画を立てて参ります。ご質問などございましたらスタッフにご相談ください。

バルーンカテーテル 画像はイメージです。

注意事項

  • 当院で行うことができるのは超音波装置を用いたエコー下PTAとなります。
  • 日帰りの処置となりますので、帰宅後の安静や自己管理等が困難な場合は行うことができません。
    また、体調や病状、血管の状態によっては入院加療等が望ましい場合もありますので、当院で治療を行えるかどうか、まずご相談ください。
  • 時間外など当院で対応困難な場合は江戸川病院にご相談いただくことになります。
  • 風邪症状や発熱、体調不良がある場合は処置を行うことができません。またアレルギー歴がある場合や抗凝固療法を行っている場合は必ずお伝えください。
  • 当院は医療の質の向上を主目的として、患者様個人を特定できない形にして検査データおよび経過を学術利用(症例研究・報告、統計解析等)させていただく場合があります。
    ご承諾いただけない場合はお申し出いただきますようお願い申し上げます。なお、ご承諾いただけない場合でも原則治療方針は変わりません。